読書の秋に読みたい!おすすめの本10選【厳選】

してみた

今までの人生の中で私が読んで「これは面白かった」と思った10冊をまとめました。
旅、ホラー、青春、素晴らしいオチ、元祖ミステリー、笑い、異端のエッセイ、潜入ルポ、自己啓発。
どの本も読み終わったあとに、余韻が残る名作だと思います。

① 深夜特急(沢木耕太郎)

多くの人間を旅好きに変えた名作。
私もまんまとその一人になりました。
全6巻。
アジアからヨーロッパまで、バスでユーラシア大陸を横断した青年の紀行文。
私もこの本を読んで無性に旅がしたくなり、今や海外旅行が趣味の1つとなりました。
海外旅行に行くと、あぁここが深夜特急で沢木さんが訪れた場所かと旅が更に楽しくなりました。
読むと“旅に出るキッカケ”が見つかるかも。

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② 世にも奇妙なマラソン大会(高野秀行)

酔った勢いでサハラマラソンに応募し、超ハードな砂漠マラソンに挑戦する。
毎回無茶な挑戦をしているクレイジージャーニー高野秀行さんの実体験小説。
短編集になっていて2つ目のブルガリアの岩と薔薇はおっさんに言い寄られる話。
3つ目の名前変更物語は入国禁止になった国に名前を変えてなんとか入国してやろうという無茶苦茶な話。
声をだして笑って読んだおすすめの一冊。

Amazon.co.jp: 世にも奇妙なマラソン大会 (集英社文庫) eBook : 高野秀行: Kindleストア
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③ 黒い家(貴志祐介)

第4回日本ホラー大賞受賞作で映画化もされています。
保険会社の主人公が遭遇した恐怖とは。
「人間の怖さ」をここまで描けるのは貴志祐介だけ。
次のページがめくるのが怖い、しかし読みだしたら止まらない一冊。

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④ 成瀬は天下を取りにいく(宮島未奈)


2024年本屋大賞受賞作品。
続編に「成瀬は信じた道をいく」が発売されています。
“他人と違うこと”を恐れない少女・成瀬あかりの生き方が眩しい。
他人の目を気にせずやりたいことをして生きるべきだと思える。
挑戦する生き方を思い出させてくれる一冊。

Amazon.co.jp: 成瀬は天下を取りにいく (新潮文庫 み 73-1) : 宮島未奈: 本
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⑤ アヒルと鴨のコインロッカー(伊坂幸太郎)

「本屋で広辞苑を盗まないか?」
訳のわからない始まり方をするがこれが緻密な伏線回収が絡み合う伊坂ワールドの入り口でした。
ブータン人が出てきてこういう文化なのかとか、ボブ・ディランの「ライク・ア・ローリング・ストーン」「風に吹かれて」が出てきて初めて聞いてみて素晴らしい歌との出会いのキッカケになったり新しい教養を得た作品でもあります。
ラストのピタッとはまった素晴らしいオチに伊坂さんは思わずニヤケたんじゃないかと思いました。

Amazon.co.jp: アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫) 電子書籍: 伊坂 幸太郎: Kindleストア
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⑥ 怪人二十面相(江戸川乱歩)

江戸川乱歩が少年向けに書いた探偵小説の第一作。
名探偵明智小五郎、助手の小林少年対怪人二十面相の対決がハラハラさせられる。
日本ミステリーの原点にして、世代を超えて愛される作品。
昭和の香りとスリル満点の展開。
今や国民的アニメの名探偵コナンに大きな影響を与えている作品ですね。
私も小学生の頃にドはまりして、毎日図書館に通って読みまくりました。
怪人二十面相シリーズは全26作品あります。

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⑦ 漱石と倫敦ミイラ殺人事件(島田荘司)

ミステリー界の巨匠・島田荘司が描く異色の探偵譚。
留学中の夏目漱石が、ロンドンで起きた怪事件にあのシャーロックホームズと挑む!
シャーロックホームズを読んでホームズがどんな人物かわかっているとより一層楽しく読めます。
ホームズって確かにこういう解釈もできるなぁと笑いながら読める一冊。

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⑧ 自作の小屋で暮らそう(高村友也)

作者は山梨県の山の一部を60万円で買って自作の小屋を建てて1日中寝ていても良い生活している。
東京大学出身なだけあってかなり頭が良く、税制や年金免除制度、国保減免制度などしっかり駆使して一カ月2万円生活を実践。
都市計計画法や小屋を建てる説明もしっかりと書かれています。
こういうサバイバル生活は読んでいるとワクワクしてくる。

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⑨ 警備員日記(手塚正巳)

生活の為に警備員になった作者の体験日記。
人からどこか下に見られてしまっている警備員だがプロ意識を持って仕事をしている師匠と出会い作者の意識が変わっていく。
プロ意識を持って仕事をしている人はカッコイイ。
この本を読むとプロ警備員の動きを観察したくなります。
「勤務9日間で歯が無い警備員が4人いた」の一文に笑ってしまいました。

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⑩ 夢をかなえるゾウ(水野敬也)

ダメな自分を変えたい人へ。
関西弁の神様・ガネーシャが繰り出す“人生の授業”が面白すぎる。
笑っているうちに、気づけば行動している。
自己啓発本なんですが、ガネーシャとのやりとりをもっと読みたくなる一冊。
全5巻まで続編が出ている人気シリーズ第一作。

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✨まとめ


読むタイミングで感じ方が変わる“人生の一冊”が、きっと見つかるはず。
秋の夜長の夜のお供に是非どうぞ。

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