全巻無料で読めるおすすめ漫画第4回(ナニワ金融道)

ナニワ金融道 してみた

近年、漫画アプリが大量にリリースされ無料で読める漫画もかなりの種類があります。

そんな中、全巻無料で読めて面白い漫画はどれなんだ!?
(最初は無料でも途中から課金が必要なものは除きます)

休憩時間にサクッと1話読めて面白い漫画をおすすめしていきます。

今回おすすめする漫画は

ナニワ金融道

ナニワ金融道 青木雄二 全19巻

大阪を舞台に、マチ金の「帝国金融」に転職した灰原達之が、一癖も二癖もある人たちと渡り合いながら金融マンとして成長していく姿を描いた物語。

遅咲きの天才、青木雄二とは

青木先生は高校を卒業後に山陽電鉄に就職。
しかし学歴重視の社風に嫌気がさして5年で退社、その後は公務員、パチンコ屋の店員、キャバレーのボーイなど30もの職業を経験しています。
デザイン会社を経営した際の借金や倒産の経験を作中に活かして描いた「ナニワ金融道」を発表し45歳の時にメジャーデビューを果たしました。


青木先生は神戸を拠点とするヤ●ザ屋さんとも付き合いが深く、作中の修羅場でのリアリティに迫力があるのもこの為かもしれません。

共産主義者で共産党の演説会に登壇したり、新聞赤旗にも度々登場した。
唯一のテレビ出演もTBSでした。

ナニワ金融道の魅力とは

この漫画を読んでびっくりするのは驚くほど下品な名前の人物や名称が沢山でてくる事です。

ミナミのトイチの金貸し銭田 掏二朗(せんだ ずりじろう)
このキャラクターは後発で人気漫画となった「ミナミの帝王」の「ナニワ金融道」への著作権侵害に激怒した青木先生が「ミナミの帝王」をあからさまにイメージして描いたキャラクター。
訴訟問題になり、「ミナミの帝王」側が謝罪広告をだしています。

肉欲棒太郎(にくよくぼうたろう)
名前とは裏腹に女に緩いキャラクターではなく野心猛々しい地上げ屋。
灰原に嵌められて失脚するが、後々再び灰原の前に姿を現す。

底辺を生きる人の生活、金を巡る醜い争い、お金に関して読者が知らなかった世界が描かれています。

先日、テレビ番組で東大生が勉強になった漫画ベスト20を選ぶ番組が放送されていました。
この漫画は選ばれませんでしたが、選ばれてもおかしくないような素晴らしく勉強になる漫画だと私は思います。
保証人と連帯保証人の違い。
こういう事って人生を生きていく上で絶対知っていた方がいい事ですよね。

青木先生は58歳という若さで肺がんで亡くなりますが、死後も弟子やアシスタントたちがナニワ金融道の面白さを受け継いで「青木プロダクション」の名義で続編を次々と発表しています。

ナニワ金融道の名言

「見つからなんだら、すべてが許される」

建設会社の社長に貸す300万円の札束から1万円を抜き取り、桑田が灰原に言った言葉。
299万円を建設会社に届けた際、社長は資金繰りに切羽詰っており、お札をキチンと数えないままに300万円の領収書を桑田に手渡してしまう。

これも実際にある話ですね。
人を信用してお金をしっかり数えないと後から文句を言っても知らないで済まされてしまいます。
私は銀行の窓口やパチンコ屋の換金所でお金を受け取った際もしっかり数えてからその場を去るようにしています。

人生の教訓となるような場面が沢山描かれている。
それがナニワ金融道です。

どこで読めるのか?

ゼロコミックというアプリで全巻無料で読むことができます。

電車の中でやる事がない。
待ち合わせの時間までの空き時間に。
単に暇だという方。

是非!!

コメント

タイトルとURLをコピーしました